なめらか食も美味しい!
県立短大の学生さんが実習に来た時に、なめらか食を召し上がって頂きました。
<なめらか食とは‥>
1.舌と上顎で押し潰せる硬さ。
2.食べ物がまとまり、口の中でばらけない。
3.べたつきがない。
4.冷たい・温かい状態で提供できること。
5.目で見て献立がわかり、食欲がわく。
学生が「素材の味がしっかりしていておいしい!!」と感動してました。
と・・言うのは、
以前実習でなめらか食を頂いたときに
「まずい!!」と思ったそうです。
「食べること」とは、人間の3大欲の1つです。
食べることは、生きていくためには欠かすことができず、
食べることで1日の活力が得られます。
朝食・昼食・夕食の3回は、私たちには幸せのひとときですよね。
食べている間は、素直に「おいしいな。幸せだな」という生きる喜びを感じることができます。
感動しているときに「生きていてよかったな」と思います。
それが「まずい!!」とは聞いただけで悲しくなりました。
どんな人でもおいしい物を召し上がりたいですよね。
日和館のお食事は素材までこだわっているし、何よりどんな人でもおいしいと思って頂けるものを厨房の皆さんが作ってくれています。
エビフライでも形を形成し見た目でもおいしいものになっています。
歳をとっていくと食事が進まなくなってきます。
でも、「美味しものを食べたい!!」と言う入居者様の思い…
「美味しく召し上がってもらいたい。手を加えることで見た目や味をそのままに食べやすい物を提供することが出来、食べることが大変になってきた人にも食べる喜びを感じてもらえたら」と言う気持ちを込めて食事を提供する栄養士・厨房の思いがあります。
「安全においしく召し上がって頂く形態なのか。味付けか」を一緒に食べて確認する介護職員の思い・・・
『美味しく食べて欲しい』と言う思いが原動力になっています。
「食を支える」ことで皆様が満足して頂けるものを提供していきたいと思います。
なめらか食だけでなく常食も同様美味しい物を召し上がっていただきたいと思います。