あの日を忘れない・・・3・11
2011年3月11日の東北大震災からはや5年が経ちました。
あの恐ろしい光景がまだ目に浮かびます。
日和館でも『津波』を想定した避難訓練を行いました。
昼食は、アルファー米を食べていただきました。
栄養士による指導の下、災害食の作り方を教えていただきました。
私たち職員が災害時炊事が誰でもできるようにという目的でもあります。
お湯を少し多めにすることで、ふっくらもちもちしたものが出来ました。
食事のありがたみを再確認できました
また、特定施設の入居者様は3階以上に住んでおりますので、地震・津波の心配はありません。
しかし、家具などが倒れてこないか、危険な場所は無いか、安否確認の仕方・報告の仕方、訓練でも気分が悪くなっていないか等確認することはたくさんありました。
万が一津波に来た際も、スタッフが上階へ避難する訓練も何度もご入居者様と行っています。
今日は1階にあるデイサービスの利用者様、他の部署の職員が一斉に避難訓練をしました。
麻痺がある方、自力では上がれない方・車椅子の方を安全に避難させることを目的に行いました。
あの様な災害は起きてほしくはありません。
万が一の災害時に自分たちは何をすべきなのか、何が必要なのかを再確認でき、これからもご入居者様たちを安心して住んでいただけるようこの訓練を通してスタッフが学んだことをいざというときはあってほしくはありませんが、活かせるといいです。
まだ5年しかたっていません、復興もなかなか進んでいない地区もあります。
ご遺族の心の痛み、報道で流されていた悲惨な光景は今でも忘れることはできませんし、忘れてはいけません。
私たちが毎日暖かい場所でおいしいお食事をしていることは当たり前ではないことも学びました。
この穏やかな日々に感謝したいと思います。