頭と手を使ってわっはっは!!
タイトルを見てなんだと思った方、いますよね?
年齢を重ねると、誰でも記憶力は衰えてしまうもの
ある程度は仕方ない話なのかもしれませんね。
しかし、記憶力の低下や脳の衰えを加速させてしまう恐れを予防することを日和館では行っています。
その中でも、
今回は講師の方を招き、簡単な計算と漢字ドリルを使い、脳をフル回転しました。
脳が働くにはたくさんのエネルギーが必要です。
そのため、脳が働いている時には、たくさんの血液が脳に流れ酸素と糖が運ばれます。
たくさんの血液が流れる事で、脳の機能の低下を防ぎ、若々しさを保っていられます。
反対に、脳を働かせていなければ、血流も悪くなり、脳の栄養である酸素や糖が運ばれず、認知機能も低下してしまうという事になります。
認知機能の低下は、認知症に繋がるので、認知症予防や認知症の症状悪化を防ぐためにも、脳を働かせるという事は大事なのです。
今回使ったテキストはこれ。
単なる計算が、脳にはいい刺激を受けました。
2ケタ・3ケタの足し算や引き算を暗算でやってしまう方、ひっ算を書いてじっくりやる方など様々でした
また間違えてしまっても、「間違えちゃいました」と笑えることが良い事なんです。
「笑うこと」が脳に刺激を与え、自律神経を整えたり、病気に対する抵抗力をアップさせることが知られるようになってきました
ヘルパーさんの方が計算が遅かったりすると「若いのにー」と笑ったり、一緒に行いながら進めました。
女学校時代や子育て中に習った事を思い出して話をしながら、
2ケタ・3ケタの計算を解いてきました。
漢字もスラスラ書いていますよ!!
講師の杉山さんが一問一問丸付けをしてくれたり、解き方を教えてくださいました。
大人にとっては
「今更、足し算や引き算なんて…」
と思ってしまうかもしれませんが、馬鹿にしてはいけませんよ。
ある研究によれば、複雑な計算をやるよりも、簡単な計算を行っている方が、脳は活発に動いていることが証明されています。
日和館でも、アクティビテーや、音楽教室、お習字教室、買い物ツアー、昔色々教室などで脳を活性化しています。
様々なお教室で、前頭葉をフル回転することで
①自分の環境や状況を認識する
②行動の選択肢を発見する
③計画を立てて決定する
④計画を実行する
⑤結果を評価する
といった事が出来ます。
認知症になると記憶力が減退することが知られていますが、それとともに前頭葉の機能も低下します。
その結果、
意欲が低下し、計画を立てて実行するといった行為が困難になってきます。
知識や情報はあっても判断ができない、といった状況に直面します
。
少しでもその機能低下を遅らすように、このような取り組みを継続していこうと考えています。
頭を使うと皆さんホっとされ、よく笑っていましたね。
皆様お疲れ様でした。