内部研修

おはようございますウインク晴れ

静岡市清水区にあります

介護付き有料老人ホーム 庵原屋 日和館です。富士山

今回のブログは、職員の内部研修の様子をお伝えしたいと思います。

今回の担当は、Mヘルパーです。ラブラブ目口紅

介護福祉士を昨年取得し、更に勉強中のMヘルパー。

まだまだ若いけど、考えはしっかり持っていました。

彼女の発表で、私たちも新たな発見もありましたので、お伝えしたいと思います。😊

テーマは、

①『受け持ち、A様、I様から学んだこと』

A様と関わる中で、コミュニケーションの取り方を特に学べたと思います。

パーキンソン病の特性から血圧の乱高下や気分の良い時と良くない時がはっきりとある方の為、話し方、声のトーン、内容等を考えながら接しています。

食事の声掛けで軽い拒否があった時には、トーン高め・テンション高めで接してみたところ応えて下さいました。

その対応で上手くいかなかった時は、素直にこちらから引いたり他の原因を考えてみたり、時間を置いての対応をするようにしました。その場に合った声掛けの大切さを身につけられたと思います。

I様の場合では「皆さん来ていますよ」と、一人じゃなく「皆」を強調するとスムーズに食事へ誘導できると思った為実践しています。

介護を学ぶと「個別性」のワードが多く出てきます。

介助をする時、最初の手順に来るのは、まず声掛けやコミュニケーションを取る事だと思います。

同じ内容の声掛けでも、一人一人違った対応の仕方があり、簡単に見えるようで介助の入りになる重要な役割になっていると感じる事が出来ました。

②『提供状況を書く上で学んだこと』

提供状況を書く上で学んだ事は、ご家族が第一に、何の情報を知りたいかと言う事です。

提供状況を書き始めたばかりの時、文頭からA様が排泄動作で失敗してしまった事や転倒してしまった事を書いた時がありました。

実際の様子でもあるし、このような事がありましたと報告するべきではないかと思っていましたが、読み手の家族にとっては、毎日会えるわけでは無いA様の情報で、文頭から明るくない話題では、提供状況としてふさわしくないと指摘され気づきました。

その事を踏まえ、A様はアクティビティに多く参加してくださるので、ご家族の見えない部分である、参加時の様子、ヘルパーとの会話や他利用者様との関わりを主に書くようにしました。

転倒や体調の変化があった時は報告だけでなく、その後の経過を添えて、不安要素を少しでも取り除ける提供状況になるよう心掛けています。