節分
こんにちは。
静岡市清水区にあります 介護付き 有料人ホーム 庵原屋 日和館 です。
昨日は「節分」でしたね。
節分は「立春」の前日にあたりますが、
立春は暦の上で春が始まる季節のこと。
つまり、節分は冬の終わりの日で、翌日から新しい季節が始まる区切りの日となるわけです。
そのため、邪気や悪いものを落として、新しい年に幸運を呼び込むことを目的に、節分という行事が行われてきたのです。
・・というわけで、日和館でも豆まきをしました。
「鬼は~外!!」
『福は~内!!』
節分の豆まきで使われる豆は「福豆」と呼ばれ、炒った豆が使われます。
豆まきを行った後に拾い忘れた豆があっても、そこから芽が出ないようにする意味があるとされています。
豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。
昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、
鬼を退治できたという話が残っており、
「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるということです。
ある方が「ヘルパーさんで鬼のパンツを履かないのかな?」と仰いました。
ふと・・何故鬼は虎のパンツをはくのだろうという話から…教わった事です。↓↓
鬼がトラのパンツをはくわけは、「鬼門」に由来するそうです。
『鬼門は鬼の出入りする方角で「北東」とされ、この方角は十二支にあてはめると「丑」「寅」の方角(うしとら)にあたります。
そのため、古来鬼は「牛(丑)」の角(つの)をもった姿で、「虎(寅)」のパンツを身に付けているとされているそうですよ。』
と教えて下さいました。
そして、厨房の皆様が恵方巻を作って下さり、「節分ランチ」でした。
2種類の恵方巻
大豆とちりめんじゃこの甘辛煮
もづくくんじょ(吸い物)
鬼シュークリーム
恵方巻きは、恵方を向いて食べるとよいとされています。
2020年節分の恵方は、西南西(細かくいうと西南西やや西)でした。
恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神(としとくじん。年神様の別称)のいる方角で、
その方角に向かって事を行えば何事も吉とされています。
今年も日和館の皆様とこれを読んでくださった方が、健康で素敵な一年になりますように・・・