夜間の火災を想定した防災訓練
6月16日に、夜間に火災が起こったことを想定した防災訓練を行いました。
まず、施設管理を行っている業者の方から火災警報装置の概要やスプリンクラー・屋内消火栓などの取り扱い方の説明を受けました。
私は説明をうかがうのは昨年に引き続き2度目でしたが、改めて非常時に取るべき行動を具体的に確認することができました。
続いて火災の通報をした後、消防隊が到着するまでの行動を具体的にシミュレーションした訓練を行いました。
夜勤者役の職員2名が火元のフロアに駆けつけ、火元を特定して初期消火をするとともに、ご利用者様を火元から遠い防火扉の外まで避難誘導する訓練です。
各居室には、実際のご利用者様に扮した職員が待ち構えており、車いす・歩行器などそれぞれの方に応じた手段・スピードで避難するのを誘導するのですが、やってみると思った以上に避難に時間がかかる場合もあることがわかりました。
この経験をもとに、より効率的に避難する方法について参加者全員で考えました。
そして最後に水消火器を使って、消火器の使い方について学びました。
現実に即した訓練だったため、非常時の状態をイメージしやすかった半面、もし暗闇の中の避難になってしまったら、より難しい問題も出てくるかもしれないと思いました。
この経験をもとに、普段から火災などの非常時の事を意識しようと改めて思いました。
この内容は、2015年6月23日の日和館ブログをコピーしました。