三味線・尺八・民謡のお披露目会
こんにちは。
清水区にある介護付き有料老人ホーム 庵原屋 日和館です。
日和館に入居されているY様は、三味線の先生で、今も現役でお弟子さんに教えています。
おけいこの日には外泊し、数日自宅に戻る生活をされています。
先日、Y様の奥様とお弟子さん「清水民謡保存会」の方が、日和館にて
「三味線・民謡・尺八」などを聴かせてくださいました。
三味線は、日本の伝統楽器です。
三味線には大きく分けて、
『細棹』 『中棹』 『太棹』 という種類があります。
『細棹』 は 長唄、
『中棹』 は 地唄、民謡、
『太棹』 は 津軽地方の民謡 (津軽三味線とも呼ばれます)、義太夫に使われます。
民謡を歌う方に合わせ、毎回三味線のチューニングをするそうです。
そして「民謡」とは・・・
昔からいろいろな地方で、生活や作業するとき、民衆の間から自然に生まれてきた歌のことです。
生活面では、その土地土地の特徴を表現したもの、
作業歌では農業(田植え唄・茶摘み唄など)や漁業(大漁節など)、
棟上げ式などの工事や、お祭り・お祝いごとなどなど、たくさんの種類があるとのことです。
今回は「花笠音頭・ソーラン節」をご入居者様と一緒に歌ってくださいました。
また、お一人お一人が以下の歌を唄ってくださいました。
初めて生の演奏を聴く方もいれば、民謡が大好きな方もおり、貴重な時間を過ごす事ができました。
「情緒」のある美声に感動しました。
三味線の音色も普段聴かないため、心躍らされるような響きが素敵でした。
Y様の素敵な表情からもわかるように、とても良い会になりました。
Y様、清水民謡保存会の皆様、そして奥様
とても素敵な時間を作ってくださりありがとうございました。
また演奏してくださるとの事で、皆様も楽しみにされています。