季節の食べ物を味わえる喜び…
こんにちは、静岡市清水区にある有料老人ホーム庵原屋日和館です。
お正月と言ったら、皆様、「おせち」「お雑煮」が食べたいとおっしゃっています。
毎年厨房の皆さんが、おいしい御節、お雑煮を作ってくれるのを、年初めの楽しみであると仰っている方々も多いです。
とても上品で、味がいいと皆さん口をそろえて教えてくださいます。
ヘルパーさん達からも好評です。
今年の日和館の御節は・・・・こちらです。
こちらは常食を召し上がる方のお食事です。
ご飯はお赤飯でした。
もちろん、なめらか食を召し上がる方にも御節が出ます。
お写真を撮るのをお願いするのを忘れてしまい、お見せできないのが残念です。
常食の物を滑らかにし形を整えているのでお味は同じです。
日和館は、「最期まで」お口から召し上がっていただきたいという思いから、厨房の皆様が腕を振るってくれます。
介護職は『食べてもらいたい』と言う思いを抱き、どうしたら安全に、おいしく召し上がっていただけるかを考えます。
その思いを厨房の皆さんが形に表してくれます。
そして、入居者様の『食べたい!!』と言う気持ちを大切にします。
皆の『食べたい』『食べてもらいたい』と言う気持ちが、毎回のお食事を安全で、おいしい物を提供することができます。
お正月にお餅を詰まらせることが無いように、お餅の種類も3段階に分けてあります。
咀嚼、嚥下機能が低下してくる高齢者でもお餅は、この時期、食べたい!!のです。
季節の物を温かいうちにお出しし、お食事がより楽しみになり、ホッとできる時間を厨房の方、介護職は常に考え提供しています。
大袈裟と言われてしまうかもしれませんが、『食事の楽しみは、いのちの喜び。』だと考えています。
そして、元旦のお雑煮はこちらです。常食の方用です。
そして、なめらか食の方用です。
お餅もその方の咀嚼、嚥下機能を考え、一番おいしく召し上がっていただける工夫をしました。
皆様が、嬉しそうに召し上がっていた姿を見ると私たちも嬉しく思います。
本日のお昼はとり雑煮+お祝い肴でした。
こちらも御出汁もおいしかったと皆さん喜ばれていました。
ある方と介護職の会話で
『御節やお雑煮を食べている時に、『お琴の音色が館内に流れていると情緒もあり、お正月らしくて更にお食事がおいしくなりますね』
とお話しされていました。
この曲の選曲は社長がセレクトしてくれたものです。
お正月のお食事を目からだけでなく、耳からも・・・という社長の粋な計らいですね!!