日和館復活しました!!
おはようございます。☔️
静岡市清水区にあります
介護付き 有料老人ホーム 庵原屋日和館です。
まずは、
昨日よりお水が正常に復旧したことをお知らせ致します。
今回の浸水被害で『水と電気』の有り難みを痛感しました。
断水で1番大変だったのは、
トイレの水の確保でした。
飲料水は、備蓄がある為、困ることはありませんでした。
断水の原因は、
静岡市上下水道局によると、
清水区の大規模断水は、水源になっていた
『興津川の承元寺取水口に大量の流木や、がれきが詰まり、川の表流水を取水できなくなったため発生した』と発表されました。
川向こうの巴川製紙所 清水さんが、
お水を提供してくださったり、
社長宅から運んだお水で賄いました。
それを洗い物、手洗い、トイレに使いました。
備蓄の水を
食事用、飲料水と口腔ケア用にしました。
清拭は、熱湯を沸かし、1人2枚で行いました。
実は、トイレのタンクに水を入れたことがない職員もいたので、ハプニングが起きました。
体験したからこそ学んだこともありました。
効率よく入れる方法など。。
そして、
食器を洗うにも一苦労でした。
限られた水で洗い物をし、仕上げに飲料水で掛け流しました。✨
ポリタンクの使い方も勉強になりました。
また、たくさんペットボトルやポリタンクに溜めた生活用水が思ったよりも早く足りなくなり、
スプリンクラーのお水を使うことにしました。
それを個浴にためました。
職員で連携プレーで頑張っていましたよ。✨
さらに1番大変だったのは、
エレベーターが使用出来なかったことです。♂️
地下まで、浸水してしまいました。
しかも泥水。
業者の方々が連日長時間、復旧に向けて作業してくださりました。
感謝しきれません。
重たい水はエレベーターで運べないため、
食事を運搬するダムウェーターで、2階から6階まで上げました。
電気が通っていることの有り難みを感じました。
ご家族も心配され、窓越し面会をしてくださる方もいらっしゃいました。
ご入居様は、各階から階段で降りていただき、
面会が終わると、ゆっくり休憩しながらお住まいの階まで職員と上がっていかれました。
往診に来てくださったドクターも階段を使用したり
また、緊急搬送もあり、
6階からタンカーで救急隊の方々が搬送してくださったことも感謝しきれません。
エレベーターの有り難みと、救急隊の方々の逞しさを感じた瞬間でした。
そして、日和館の館内は無事に復活しました!!
一方、日和館の裏の通りでは写真のような光景を目の当たりにします。
被害の大きさを感じました。
ご入居様のご家族や職員からの支援もあり、本当に感謝致します。
この行動は、全てご入居様、ご利用様が困らないようにとの思いだけでした。
お水は本当に必要なものでした。
皆様のお食事を提供するためにも。。
(また後日お食事についてのブログをアップしますね)
それから、市や有料老人ホーム協会からも支援していただきました。
また、連日日和館の裏には、各局の中継があり、
今回の浸水被害では、
水害が始まった24日未明から対応したおかげで、最小限に済んだと思っています。
職員の招集では、ご自宅も大変な状況にも関わらず、
快く協力してくださった方々がいたことも事実です。
この片付けから沢山のことを学びました。
日頃の職員の関係の良さも感じた瞬間でした。
最後に、
ご入居様、ご家族には、ご心配をおかけしました。
ご安心ください、
ご入居様は、皆様元気に過ごしております。
そして、
復旧作業に尽力くださった皆様には感謝しています。
ありがとうございました。
一日も早く全ての方々が
日常を取り戻しますように願っています。