心肺蘇生法=CPR
こんにちは。
静岡県静岡市清水区にあります『介護付き有料老人ホーム 庵原屋 日和館』です。
ついに 新年号が決まりましたね。
『令和』です。
これは万葉集が出典であります。
日本最古の歌集「万葉集」の「梅花(うめのはな)の歌三十二首」。
日本の古典に由来する元号は初めてで、新元号選定にあたり、以下の序文から引用したといいます。
「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、
蘭は珮後(はいご)の香を薫す」
安倍晋三首相は、「令和」という元号に込めた意味について、
人々が美しく心を寄せ合う中で、新しい文化、新しい時代を切り開いていくという思いが込められているとのことです。
あらゆる危機の中、ぜひ新しい天皇の下、良い時代になってほしいと願うばかりですね。
日和館では、
大正・昭和・平成と生きてきた方にとっては「令和」まで生きていただくと
4時代生きるって本当に素晴らしいことですね。
さて本題です。
私達は大切な命を預かっています。一緒に働くスタッフも同じです。
年齢を考えるといつ何が起きてもおかしくはありません。
誰もが寝ている時に安らかに逝きたいものです。
しかしある日突然倒れたり、心臓が止まっていることに直面することがあります。
実際、日和館でも何例も心停止に直面したこともあります。
そのような時は『心肺蘇生法』を行います。
救急車の平均到着時間は8.6分といわれています。
心停止から1分ごとに、救命率は7~10%下がります。
直面した方が出来る事・・・
迅速な救急通報(119)、迅速な救急蘇生(心肺蘇生や気道異物除去等)は、
救急隊や医療機関での処置と比べて、心停止患者の救命、社会復帰に、より大きく貢献しているとの事でした。
今回は、社内研修の一環で『心肺蘇生法』学びました。
どの職員も初心に戻り、講習を受けました。
成人は、胸の真ん中に手を置き、胸が5㎝沈むように
強く!早く!絶え間なく!胸骨圧迫を行います。
指導員が慌ててしまうのを防ぐために
『ウサギと亀』
♬もしもしかめよ、かめさんよー、世界のうちで…
『アンパンマンのマーチ』
♬ああ、アンパンマンやさしい君は、いけ!みんなのゆめ守るため~
をテンポよく(1分間100から120)行うとよいと教えてくださいました。
心臓マッサージ30回も曲に合わせれば冷静になれました。
心臓マッサージはAED到着するまで行います。
AEDは音声に従って行います。
この方法が分かっていれば助かる可能性も高くなります。
救急車の平均到着時間は8.6分です。
救急隊が到着するまで『助かれ!!生きろ!!』と声をかけてもいいと思います。
救急隊、消防隊と交代する際、『ここまで敏速な対応ありがとうございます。交代します』という言葉が
安堵に変わり、達成感になるのです。
後は救急隊たちにお任せします。
今回の研修を通して、心臓停止した人を発見した際は
焦らず『生き返ってほしい』という願いを込めてこの経験を活かしたいと思います。